今日の いっしょにいても幸せになれない人は、「何かに強く依存している人」です
依存しているっていうのは、中毒、と言いかえてもいいかもしれません
この依存の度合いがかなり高くて、そのために日常生活に様々なトラブルが起こっているようなら
それは「依存症」という心の病気です
例えばアルコール
例えばギャンブル
例えば浪費
例えば恋人などの人間関係
アルコールを例にとってみましょう
アルコールは適度に楽しめる程度ならぜんぜん問題ないですが
一度飲み出すと体に良くない量を飲まずにはいられなくなってしまう人
社会生活を送る上で、お酒を飲むべきタイミングではない時にお酒を飲んでしまう人
お酒のせいで人間関係が壊れてしまいことがあったり、お酒のせいで体をこわしてしまっていたり、怪我をしていたりする人
お酒のせいで家族や友人や職場の人に迷惑をかけてしまっている人
こういう人は、お酒が楽しみになっているというよりは
お酒のせいで生活に色々な問題が起こって
お酒が、トラブルや苦しみの元になってしまっています
こういう人は、適度な量で途中でやめる、ということができません
トラブルを起こしてしまうような量をのまずにいられないのです
ギャンブルや買い物も、適度に楽しめるならいいのですが、
趣味の範囲を超えて、生活費や、他の大切な目的に使うためのお金まで使ってしまうようだと
生活がどんどん苦しくなっていったり、借金を抱えてしまったりします
恋人とのお付き合いも、お互いが楽しい、と思える頻度で会えればいいのですが、
毎日会えないと不安になる、会っていない時に相手の行動を全て把握していないと不安になる
相手の人が友人と会うのも不安になる
となると、もう恋人がいることが楽しい、というより苦しみの元になってしまいます
相手の人を束縛してしまうパターンもありますが、
前に書いた 浮気症の人も、依存症が入っているパターンがあります
不倫の恋愛が、ゲームのようになってしまっている人
相手の心をおとして、体の関係を結んで、スリルと刺激を楽しむことがやめられない
ギャンブルみたいに、相手が落ちるか、落ちないか、というスロットマシンを楽しむような恋愛プロセスに中毒する人
それから
体の関係、その行為自体に依存しいてしまっている場合もあります
相手を何人も作ったり、次々に相手を変えたりして、欲望のままの体の関係に溺れていく人
性欲がコントロールできなくなって、そのままでは社会生活や家庭生活が破綻してしまうかもしれなくても
もう自分ではどうすることもできない
こうなってしまったら、ただの浮気とか心変わりではなく 恋愛プロセスの依存症、セックスの依存症、という心の病気です
こういう依存症を抱えて生きている人って、実は案外多いのではないでしょうか？
人生ってなかなかつらいことが多いし、今の世の中は 依存症の元になりそうな誘惑であふれています
初めは生活にうるおいを与えてくれる小さな楽しみだったものが
だんだんコントロールできなくなって、
逆にその楽しみのために自分の生活や人生がおかしくなってしまう
依存症って、なかなか表にでないです
ちょっとお話したぐらいでは、依存症があっても感じが良くて魅力的な人だっりすることが多いです
会社で一緒に仕事をしたり、マッチングアプリで数回会って軽い会話をしているだけでは、
なかなかわからないことが多いです
何回も会って、一緒に行動する時間やその人を観察する時間を重ねていって、やっと徐々にわかっていきます
その依存症を除けばいい人
その依存症を除けば魅力的な人
マッチングアプリで出会った人が、もしこういう人だったら？
あなたはどうしますか？
こんなふうに、本来は楽しい趣味だったり、生活のちょっとした潤いになるような物事に
普通ではないくらいにのめりこんでしまって、
そのせいで日常生活にいろいろな問題が起こったり、その人の心や、その人の周りの人の心が
苦しみでいっぱいになっていくのだとしたら
それが 依存症 という病気です
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